考えるつゆくさ

乳がん治療の記録、子どもの教育や心理などについての考えをつづります

乳がん治療の記録【28】センチネルリンパ節生検とは

入院の10日前に“オペオリ”(オペのオリエンテーション)なるものをします。“非浸潤がんにより左胸を全摘する手術をする”ということを先生と再確認し、手術の方法についても図にしながら教えてもらいます。

「こんなふうに乳頭をくり抜いて、そこから乳房の中の乳腺を全て取り除きます」

こわいこわいこわい・・・。

「リンパ節も数個切除しますので、腋の下のほうも切ります。手術前にセンチネルリンパ節の位置を調べるため、少し痛い注射を打ちます」

いやだいやだいやだ・・・。

早期の乳がんでも必須でリンパ節を数個切除します。“センチネルリンパ節生検”というものを行うためです。乳がんの場合、最初に転移するのが付近にあるセンチネルリンパ節というリンパ節と考えられています。それに転移があるかどうかを手術中に切り取って調べる検査です。

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センチネルリンパ節を探せ

転移がなければそのまま傷口を閉じ、転移があったら周辺のリンパ節や脂肪なども切除するのだそうです。

つまり、メスで切る傷口は、乳房の部分と脇の下の部分の二ヶ所になります。そんな大きな傷がふたつもあって私の体は耐えられるのだろうか・・・。

 

あわてものの私はよく切り傷や引っかき傷を体に作ります。そのたびに落ち込むのですが、絆創膏さえ貼っておけばいつのまにやら治ることはありがたいとつねづね感じます。私が修復計画を何ひとつ立てずとも、体はいつも傷を勝手に修復してくれます。もしパソコンが壊れたら、私は時間と体力を使ってがんばらないと治せないのに、傷は私ががんばらなくても体が治してくれます。

いつでも傷をきれいに治してくれる私の体を信じようと思いました。