乳がん治療の記録【36】かっこいい核医学検査
同室のKさんが手術へ行かれます。看護師さんといっしょに徒歩で向かいます。医療系ドラマでよく見るようなストレッチャーで運ばれるかんじではないようです。「がんばって!」とKさんのお見送りをしました。
核医学検査室にまた行き、大きな機械の下に横たわりました。3時間前に注射した、放射線を発する薬が流れ着いた先を写せるカメラで撮影します。これでリンパ節の位置が特定できるなんて、“核医学検査”というのは名前も内容もかっこいいです。関係ありませんが、撮影技師のお兄さんもかっこよかったです。
ちなみにその放射線を発する薬は自然に体外へ排出されるそうですし、そもそも明日の手術で、流れ着いた先のリンパ節は切り取られます。