乳がん治療の記録【37】全身麻酔とはそういうもの
Kさんが手術を終えて戻って来ました。数時間前まで明るくしゃべっていたのに、意識朦朧としてベッドに横たわってぐったりしていました。
のどが渇いていないかな、気持ち悪くないかな、痛くないかな、と心配になりました。全摘をした胸を見たらどう思うかな、とも・・・。
Kさんは今晩は絶対安静で、ベッドから一歩も動けないばかりか、寝返りもほとんどできない状態です。つらかろう・・・と胸が痛くなりました。とはいえ明日はわが身。また気持ちが落ち込んできました。
お医者さんをしている友人から「全身麻酔ってそういうものだし、そのほうが体は楽なんだよ」とLINEが届きました。たしかにそうなのかも。そしてKさんは少しずつおしゃべりができるようになってきました。ほっとしました。
就寝時間は9時です。眠れません。窓際のベッドでしたので、ブラインドの隙間から月が見えました。深夜ラジオを聴いて、早朝ラジオも聴いて、少しだけうとうとして朝になりました。