考えるつゆくさ

乳がん治療の記録、子どもの教育や心理などについての考えをつづります

乳がん治療の記録【21】形成外科で同時再建について聞く

形成外科(美容外科)を訪れました。乳房の全摘と同時に再建をする場合、手術は全摘担当の先生と再建担当の先生で行われるそうです。この日は後者の形成外科の先生とお話をします。

先生はお医者さんというより芸術家みたいな雰囲気でした。患者の不安や悲しみに寄り添うというよりかは、美を追究し、こだわりを持ち、意欲的に新たな作品を作るようなタイプに感じられました。少し冷たくも見えましたが、しかしそれだけにいい作品を、つまり違和感のない元通りの乳房を作ってくださりそうだなとも思いました。

 

再建の方法は、まず全摘後に皮膚の下に風船のようなものを入れます。退院後、一ヶ月ごとに通院し、その風船に注射器で少しずつ水を入れていきます。風船をふくらませて、皮膚を伸ばしていくのです。

そして半年後、皮膚が十分に伸びたら風船を取り出し、かわりにぷよぷよしたインプラントの詰め物を入れる手術をします(自分のお腹や背中の脂肪を切り取って詰めることもできます)。

 

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大胸筋と肋骨の間に入れます

入院は全摘のみですと1週間ですが、再建もするとなると2週間になります。また、インプラントは7~8年ごとに入れ替えをせねばならず、手術のために1週間~10日ほど入院する必要があるそうです。

「は~、めんどくさいな~」と私の十八番が出ました。今後の人生でそうちょくちょく入院・手術を繰り返さないといけないのはめんどうです。また、もしインプラントが破れたりしたら緊急に手術することにもなります。仕事が忙しい時期にそんなことになったら、周囲にとても迷惑がかかりそうです。

同時再建をするかどうかは一ヶ月ほど考えてみていいことになりました。

 

ちなみに豊胸をしている方も同じように定期的な詰め物の入れ替えの手術が必要です。「こんなにめんどうなことをやっておられるなんて、豊胸をしている方はとてもがんばり屋さんだったんだな」とリスペクトする気持ちが生まれました。